シャンプーの歴史
Posted by organic_hs on
4月 1, 2012
お疲れ様です!
癒し系サロン創りとオーガニック美容室化で
髪の悩みを解決することを目指し、板橋で美容室を
経営している末吉孝嘉です。
美容室の名前は、Power of Dreams。
板橋区の上板橋、西台で美容室を営業しています!
今日はシャンプーの歴史について書いていきます!
毎日の洗髪に使っているシャンプー&リンス。
今、これをご覧いただいているみなさんのほとんどは、
もの心ついた頃から使っていたと思います。
このシャンプー、リンスは、
いつから一般的に使われるようになったのでしょうか?
今回は、それを探っていこうと思います。
そして、シャンプー&リンスの
今後についても考えてみます。
●毎日髪を洗う習慣はいつから?
シャンプーの起源は泥だった?
そもそも髪を洗うという行為は、
紀元前、神様に祈りを捧げるみそぎから
始まったとされています。
最初は水だけでしたが、
徐々に髪に泥を付けて洗い流すようになったそうです。
自然の泥には炭酸ソーダやケイ酸アルミなど、
アミノ酸系の洗浄成分が含まれています。
だから、これがシャンプーの起源と
言えるかもしれませんね。
この後、泥の代わりとして、
インゲン豆やそら豆をすり潰したもの、
米粉をロバの乳で煮込んで粥状に
なったものが使われました。
これは、石鹸が発明されたエジプトや
ペルシャでの話だと思われます。
さて、日本ではどうだったのでしょう?
古代は髪を水で洗うという文化はなかったようです。
稲や麦の茎を粉末にして髪にまぶし、
丁寧にくしでとかしてヘアケアしていたそうです。
髪を水で洗うのが一般的になったのは
江戸時時代の末期です。
しかし、今とは違い、宮中の女官でも
1ヵ月に1回しか髪を洗わなかったそうです。
この時代、シャンプーの役目を果たしたのは、
ふのり、うどん粉、粘土、卵の白身、
椿油の搾りかすでした。
ちなみに、石鹸の使用が一般的になったのは明治中期。
身体と一緒に髪も石鹸で洗っていたということです。
●シャンプーの始まりは昭和初期
シャンプーという言葉が、日本に登場したのは
昭和6年のこと。
レート本舗という会社から、
『何でも洗えるシャンプー』という
洗い粉が発売されました。
髪だけでなく、身体も洗うためのものですが、
これが日本におけるシャンプーの草分け的存在です。
そして昭和7年、現在の花王(株)の前身である長瀬商会が
『花王シャンプー』を発売。
この他、同時期に各メーカーから『モダンシャンプー』
『タマゴシャンプー』も発売されました。
しかし、まだまだシャンプーは高級品で、
石鹸で髪を洗う人が多かったそうです。
シャンプーが広く普及し始めたのは、
『花王フェザーシャンプー』(中性・粉末)
が発売された昭和30年ごろから。
たくさん人々に使われるようになるにつれ、
粉末は使いにくいという声が高まったため、
液体のシャンプーが開発されるようになりました。
●シャンプー&リンスは時代を反映する
朝シャンブームの到来で、
シャンプーは香り重視の時代へ
液体シャンプーを広めたのは、
昭和40年に発売されたライオン(株)の
『エメロン』ではないでしょうか。
それを反映するかのように、
昭和45年には『エメロンクリームリンス』を発売開始。
「ふりむかないで~」というCMで一世を風靡し、
シャンプーとリンスをセットで使うのが
当たり前の時代となりました。
また、昭和43年に、サンスター(株)が
男性用の『トニックシャンプー』を発売開始。
家族でシャンプーを使い分けるきっかけを
与えたといえるでしょう。
昭和50年代に入ると、
ピンクレディ、早見優、工藤夕貴など髪の美しい
アイドルを起用したヘアケア製品のCMが続々と登場。
「憧れのスターのような髪になりたい!」
という観点から、シャンプー&リンスを
選ぶ時代になりました。
シャンプーの消費量が爆発的に増えたのは、
昭和60年ごろ。朝シャンブームの到来で、
朝と夜の2回、洗髪する女性が急増したからです。
それを受けて、シャンプーの香りを
重視する傾向が強まりました。
この頃から、シャンプーの多様化が始まり、
各メーカーから様々な商品が発売され、
現在に至っています。
かつては「しっとり」「サラサラ」など
仕上がりが重視されていましたが、
次第に「フケ・かゆみ用」にはじまり、
「ダメージヘア用」「カラーリング用」など、
髪の状態や悩みに対応するシャンプー&リンスが
多く見られるようになりました。
ヘアケア製品のパーソナル化は、
そろそろ成熟期を迎えているのではないでしょうか。
●シャンプー&リンスに求められるのは安全性
今後、ヘアケア製品は、
より安全性が求められていくと思われます。
人にも環境にもやさしいシャンプー、
リンスの開発が、進んでいくべきではないでしょうか。
しかし、人にも環境にもやさしいシャンプーを
作ろうとすると、コストが高い原材料を
使用しなければならないため、製品の価格の
上昇が避けられません。
消費者の側も、まだまだ安くて洗浄力のある
製品を求める傾向があります。
そのため、現在、メーカーのほとんどで、
人にも環境にもやさしいシャンプーへの対応が遅れています。
水で流した後、成分が水に溶けていく
資化性の良いシャンプーは、従来にものに比べると、
あまり泡立たず、洗浄力も弱いのですが、
人体への刺激は少ないのが特徴です。
そのようなシャンプーを求める人が増えたため、
数年前から、資化性の良いアミノ酸系の
シャンプーを開発するメーカーが増えてきているのは、
良い傾向だと思います。
●環境にやさしい、アフターバストリートメント
環境面で言えばシャンプーだけでなく、
リンスやトリートメントの使用も
影響を及ぼしています。
洗い流さないリンス、トリートメントを使用することが、
環境にもやさしいのではないか、と思います。
ここ数年、販売額から見ると、
リンスよりもトリートメントを使用する人が
多くなっています。昨年あたりから、
各メーカーからアフターバストリートメントという、
洗い流さないタイプのものが次々と発売されています。
洗い流すトリートメントと比べ、
より髪に成分が吸着するので、
トリートメント効果を十分に得られるという理由から、
消費者の人気も高まっています。
髪にもよく、環境にもやさしい
洗い流さないトリートメントが、
もっと普及すればよいと思います。
実は、究極のトリートメントの形は、
乾いた髪にシュッっとスプレーするタイプではないか、
と常々思っています。
資化性の良いアミノ酸系シャンプー、
洗い流さないトリートメント──このような人にも
環境にもやさしいヘアケア製品を、
私たち消費者から求めていくことが、
普及への第一歩となるのではないでしょうか。
今日はシャンプーの歴史についてかきましたが、
何気なく日常で使っているシャンプーにも
歴史があるのだということが分かって頂けた
と思います。
今日はこの辺で失礼します。



